活動紹介
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【enPiT-everi科目紹介】サービスロボット向け実験用台車開発ラボ ~実験用台車をオープンソースソフトウェアでつくる~
2019年1月26日(土)~3月9日(土)の間の6日間で「サービスロボット向け実験用台車開発ラボ」を実施しました。
こちらの科目は実践的ラボ演習の一つで、修了認定を受けるために重要なものになります。毎回の時間は10:40~17:50でした。
「サービスロボット向け実験用台車開発ラボ」では4輪の走行ロボットに各種センサを設置して、ロボットを走らせたときに周囲の情報を収集するといった装置を開発します。
遠隔地の情報を取得できるため、人間では立ち入れない危険な場所の様子を探ることができそうです。写真は受講者の方が実際に開発したロボットを写したものです。
本来予定していた装置は小型コンピュータを搭載し、そこからノートPCにセンサで収集した情報をワイヤレスで送信する、といった機能を備えるはずでしたが、時間の都合もあり直接ノートPCを載せています。
講師の高井先生によると、この授業では実際に自分ひとりで作れるかどうかということを重要視しているそうです。
授業で使うソフトウェアはすべてがオープンソースなので、誰でもインターネット経由でダウンロードできます。機材も個人で買えるものばかりで、汎用性も高いようです。
授業中には「このやり方で〇〇も作れますか?」「〇〇を買い足せば作れますよ」といったやり取りも多く、ロボットエンジニアの入り口になる授業ではないかと思いました。
例えば、最初に学習するマイコン制御を応用すれば自分でデジタルカメラを作れるそうです。Linuxのコマンドを多少知っており、プログラミングを学習したことのある方という条件は付きますが、自分で色々なものを作れるようになリた方におすすめです。
(広島市立大学 平見信之)
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