活動紹介
- 活動紹介
【enPiT-everi科目紹介】農業IoT実践ラボ ~11/7最終日~
最終日は、農業高校の教員をされていた柳本先生に本格的な農業指導を受けながら演習がスタート。
ロマンスグレーになられた今でも教師の姿はそのままに、受講者に大変分かり易く、専門家の知識を惜しみなく指導して下さり、今日一日で多くの知識を深く習得する事が出来ました。
柳本先生のお話しの中で「教育とは感動」という言葉がありました。
自然を相手にすることの難しさ、AI/IoTの技術を使って、次世代を担っていく人々が農業が面白いと思えるような学びを提供する事の大切さを説いて下さいました。
午後からは九工大に戻り、ビニールハウス内で計測をしている二酸化炭素や水分量、温度のデータを基に、経験値を数値化し作業を可視化する事について深く学びました。
今まで農家の方が、熟練の感覚で行っていた作業を可視化する事で、誰でも農業に従事しやすくなったり、遠隔で作物の生育状況を管理できる等の「近未来型の農業IoT」について活発なセッションを行うことが出来ました。
・AIには使うべきデータ・使うべきではないデータが存在する。
・このデータの抽出が一番重要である。
・抽出を間違うと求めていないAIが出来上がる。
皆さん思い思いの考えを忖度なく言葉を交わす中で、新たな発見やひらめきアイデア等がどんどんと湧き出して、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
社会人、大学教授、専門家、学生が共に学ぶ空間には、お互いを高め合う相乗効果が生まれるという事実、enpit-everi の IoT、AI、ロボットなどを企業へ導入できる人材育成を目的とした社会人リカレント教育プログラム。まさに社会人が人材の宝庫であるという事を実感する事が出来ました。
2021年度、更に進化した近未来型の「農業IoTラボ演習」が受講できる事と期待しております。
農業指導 柳本先生と奥様
担当教員 武村先生、亀井先生、眞田先生
記 白石(九州工業大学 enPiT事務室)
☞科目紹介農業IoT実践的ラボへ