[everiPro科目]IoTセキュリティ
IoTを脅威から守るためのデバイスの安全設計を学ぶ
IoTセキュリティ
科目名 | IoTセキュリティ |
---|---|
科目名(英名) | IoT Security |
担当講師(氏名・所属) | 野上 保之 (岡山大学)、五百旗頭 健吾 (岡山大学) |
分類 | 講義 |
授業形態 |
VOD 任意の時間にパソコンからインターネット接続にて(自宅や職場などから)受講します。
|
時数 | 8コマ |
時間数(コマ数✕1.5) | 12時間 |
授業の概要 | 代表的な共通鍵暗号であるAES及び公開鍵暗号であるRSAのアルゴリズムについて、数学的基礎を交えながら解説する。また、これらを用いた暗号通信プロトコルについて概略を説明する。次に、それらのハードウェア実装の基礎を説明するとともに、暗号ハードウェアの物理的な挙動を利用した暗号解読法であるサイドチャネル攻撃を紹介する。サイドチャネル攻撃については、代表的な暗号鍵解読法を紹介し、サイドチャネル情報が漏洩するメカニズムを解説する。最後に、サイドチャネル攻撃に対する安全性評価と対策設計の基本的な考え方を説明する。 |
到達目標 | ・代表的な暗号アルゴリズムを理解する ・暗号ハードウェアのサイドチャネル情報漏洩とそのメカニズムを理解する ・サイドチャネル攻撃の原理と対策方法を理解する |
難易度 | ★★★ |
分野別難易度(前提知識) | 回路:★ 数学:★ |
履修上の注意 (準備学習・前提知識) |
プログラミング言語を習ったことがあると良い 電気回路の知識(高校物理レベル) 整数を中心とした数学の知識 |
授業計画・内容 | 1. 暗号の世界 2. 暗号の実装とアルゴリズム 3. 暗号を活用したプロトコル 4. 選択暗号文攻撃とハードウェアセキュリティ 5. 暗号回路のハードウェア実装 6. サイドチャネル攻撃1 ―代表的な攻撃法― 7. サイドチャネル攻撃2 ―差分電力解析の基礎― 8. サイドチャネル攻撃対策と安全性評価法 |
事前・事後学習の内容 | 次の講義までに十分な復習を行う。 |
成績評価の方法 | 課題提出(100%) |
教科書・参考書等 | 必要な資料を配布します。 |
キーワード | AES、RSA、サイドチャネル攻撃 |